イベントのレシピ

一箱古本市というイベントがあります。
「みかん箱一箱まで」を制限に、素人からプロまでが同列に古本を販売するフリーマーケット型の古本市です。2005年、東京の谷中・根津・千駄木で開催された「不忍ブックストリートの一箱古本市」がはじまりで、同様の方式で全国開催されています。以前、秋葉区や新潟市で定期的に開催されていましたが、なかなか開催が難しくなったコロナ禍の2021年現在。

活動を始めた私設図書館・コミュニティスペースである「灯心文庫」にて、箱を持ち寄り、箱主不在で、無人野菜売り場のように、箱の中でのやりとりはお客様の信用まかせという、一箱フリーマーケット【sunマーケット】を開催しました。おかげさまで好評に終わり、今度は青空の下で開催の企画をしました。
青空の下なので、箱主が常駐できます。雨天中止です。※状況により中止の可能性もあります。
出店者(箱主)を募集いたします。問い合わせは、ぱせりまで。

さて、なぜ私が一箱にこだわっているのかといえば、一箱古本市に参加していて、ベースに一箱古本市があるからです。それより前に、ガタケット(同人誌即売会)に参加していて、PFCというコミックマーケットを主催した経験があるからです。

自分で本を作る経験も、自分でイベントを作る経験も、すべては「本が好き」という気持ちからでした。

イベントのレシピ(作り方)は、だいたい以下の通りです。

自分はどういうことをしたいのか、いつしたいのか、どこでしたいのか。誰とやりたいのか、どんな人に来てほしいのか。そのためにどう広報するのか。会場の手配、開催の準備、当日の運営、後片付け、すべてひとつひとつ決めていきます。

ぱせりは青空マーケットをやりたい、天気のいい頃がいい、新津本町の公園でしたい。ぱせりの友人と、趣味を共有できる人を呼びたい。街に来た人にふらりと寄ってほしい。ゆるりと開催したいので、友人知人商店街にだけ告知でいい、そのための人脈はある。

会場の手配として、公園を管轄する区役所の建設課で、借りる条件を聞く。必要書類を集めて、提出する。そして許可が降りたら、今回の場合は、前納で使用料を支払う。

企画内容を伝え、出店者を募集する。募集20店なら、20人の出店者とのやり取りをする。広報のためのチラシなどを準備する。最低限、広報してから開催まで1ヶ月の時間が欲しい。イベントの規模、広報媒体によっては、これよりも時間がかかる場合がある。

開催する日は、主催として気を配る。感染症などの対策もする。
終了後は、企画をまとめ出店者に報告する。

おおまかにいうと、このような感じです。
これだけの事務仕事と、会場費、広報費などを出店参加料に内包します。場合によっては関係者から寄付金を募ることもあります。

イベントをやってみたいとお考えの方がいましたら、ご相談にのりますので連絡くださいませ。必要なご縁もお繋ぎしますよ。
ぱせりのイベント経歴はこちらへ。縁結び家/経歴

そんなイベント準備のかたわら、取材の合間にお外でランチ。

「ぎゃらりぃ茶ろん杜々」さんにて、お久しぶりの友人に会いました。会場では亀田縞展も開催していました。動物のティッシュケースがかわいかったなあ。預けていたくまっ仔を引き取り、新たに作る分の材料を仕入れてきました。売れないのにテディベア作るぱせり・・・。

「ナチュラルレストラン かたやま」は、取材です!ナチュレ本店分は取材が終わったのでまとめに入ります。貸し切り電車のときに協力していただいた知人の元店長に偶然出会いました。お元気そうでなによりでした。