夕凪の空 桜の国

籠城でヒマなので積み本を読む。
ああいったいいつから積んであるのか・・・。

「自暴自棄」遠藤麻里

私にできること—-どんな夜だって朝は来るのだと、あなたに伝えること。

さすがに本を読んでいる人の表現力と言ったら語彙力も豊富で脱帽。さり気なく叙情的。
ふだんラジオで毎日言葉を届けている職業も、少なからず影響していると思うけども、どうでもいい話の中に、私に響く言葉がある。この「どうでもいい話」というのが麻里さんらしいというか、ときどき垣間見る言葉が、人をひきつけて離さない彼女の魅力だと思う。

特定の人を「親友」と呼ぶことはしない。私にとっては全員が「友達」だと。

これにも激しく同意。しかしながら私は最近「知人」と「友達」の境界に悩むときがある。
相手側の心配をしてしまいがちなのだ、私が友達と言ったら友達でいいじゃないか、私には友達。
知り合ったその日からみんな友達。で、友達のために動くおせっかいが基本のぱせり。

「夕凪の街 桜の国」こうの史代

映画もドラマも見たけど、この前のNHKBSPの番組でマンガが紹介されていて、絵のタッチが私の表現したいものに近かったので、いまさら購入。・・・泣きました。

原爆投下のとき、じいちゃんとばあちゃんが広島近くまで出稼ぎに行っていた。呉だった気がする。
この物語は広島が舞台で、戦後の、なにげない日常から見る戦争の傷が表現されていた。
被爆者は「生きている」ことに悩む。つぎつぎに家族が死んでいく。広島出身というだけで嫌われる。
それでも日常はあり、日々は過ぎ、生きていた人々。みんなそうだったし、今もそれは変わらない。

濃厚な接触者もイヤナモノ扱いされてる気がする、というのは自虐的でしょうか。
なんか稀有な体験している私。

だんなの本も読む。

「HGに恋するふたり」工藤マコト

ええ、お察しの通り、ガンプラのマンガです。トクサツガガガに似た内容。ガンダムのメカが好きと言えずに育った30代OLが16歳の女子と仲良くなってガンプラ作ります。1巻、キャラの区別がつかなくてもだえました。髪型で描き分けるのはダメです、特に女キャラは服装も髪型もシーンによって変わるので・・・涙。

「ふしぎの国のバード」佐々大河

「新潟と本とごはん」というzineが欲しくて北書店で買おうとしたら2巻だけしかなくしばし放置。濃厚な認定の前に1巻を手に入れて読んだもの。おもしろいけど、展開が早すぎて表面の出来事しか追えていない気がするが、仕方ないのかな?会津道抜けて阿賀野川を下り日本海にたどり着くこの先の展開が楽しみ。が、お財布の問題でしばらくお預けかな。

次はこれ読むのだよ「モモ」ミヒャエル・エンデ。いつか長野の黒姫童話館でエンデの絵が見たい!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

コメントする

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)