北方文化博物館周年行事
西区から秋葉区に引っ越してきてもう12年目、2011年に企画を開催した会場としてのお付き合いから、大好きな場所。何年か前、先代の当主文吉さんと囲んだ囲炉裏にあたりに、今年の74周年も顔を出してきた。
残念ながら三人餅つき1回目の雑煮には間に合わず、2回目のあんこ餅をいただく。つきたてのお餅は美味しい。
昔、我が実家には、餅好きな親父のために餅つき機があった。毎年年末の27日頃が餅つきの日で、9のつく日には餅つきはしなかった。大工のゲン担ぎだと思う。機械餅つきはいつももち米2升分、けっこうな量だが、ばあちゃんちと2件で分けていた。
それ以前は親父方の本家で杵つき餅を準備していたので、杵つきの味も知っている。杵つき餅>機械つき餅>切り餅の順で美味しさは変わる。料理の味も体験からだな、舌が肥えすぎてていけない。
親戚筋の裏のばあちゃんが作る、GW頃の春まつりの草餅も絶品だったなあ。だがヒメは草餅は作らなかった。年末にしか稼働しない餅つき機だった。
米屋の友人がよく餅つき企画をする。そこの家には臼と杵があるからだ。出張餅つき隊も意外と人気が出ていいかもしれないな。でも、臼は重い。
そんなことを考えながら餅を食う。
餅のあとは神楽を観る。昨年と違って、雄踊りと、雌踊りと天狗様。雌がかわいい。
獅子に噛まれて、今年も安泰である。