リバースモーゲージの説明会

区役所保護課に呼ばれて説明会に行ってきました。メンバーは保護課の方と、区の社会福祉協議会の方と、県の社会福祉協議会の方々で、私の前に5名!アウェー!

県社会福祉協議会が提供するリバースモーゲージの正式名称は「生活福祉資金貸付制度 不動産担保型生活資金」です。現在の住まい「自己所有の不動産」に、将来に向かって住み続けることを希望する低所得の高齢者世帯に対し、その不動産を担保にして、生活資金を貸し付ける制度です。

誰に聞いても不確かだった情報を6ページの資料で、契約の流れを軸に説明していただきました。なんというか、利用を迫られて、やっと完全な説明ができる人と会えたっていうのは、どうなのか!と問いたいところです。
実際のところ、1年ほど前に下調べ済みでしたが、条件の差異で利用できなかったので放っておいたのに、なにをいまさらという感じです。条件変わって利用できるようになったんですって。まあ問い合わせ履歴が残っていたようで、それだけは良しとしよう。

「保護課からは詳しい説明がありましたか?」の問いに、正直に「ありませんでした」と答えました。こんなものがあります、という仕組みの紹介だけで、詳しいことは社協に聞いてと言われ、社協に聞きに行けば、誰も詳しいことを語れないという・・・。本当に使ってもらう義務があるのなら、もっと詳しく教えてくれたっていいと思うなぁ。

で。

結局のところ、「生活保護受給者に対しては、義務」なんだそうです。いわゆる、資産持っていたらそれをお金に変えて生活しなさいという指導のひとつです。本人が選んで実行できるように、複数に分かれていた不動産名義を親父に統一する作業をしたんでしたね。
だいたい、親父の詐欺事件の頃に、資産売って借金返せと助言をしていたくらいなので、子供の私には実家不動産に未練がありません。生家は4年前に火事で燃えたので、なおさらです。

契約は本人が納得した上、自署が必要です。
が、問題は本人=親父が納得するかです。家族は説得できませんよ。なぜなら、詐欺事件のときも、家族の言うこと、警察の言うこと、弁護士の言うことを全く受け入れず、信じ切っていましたからね。なので、保護課や社協のみなさまお願いいたします。

あ、でも、みなさんこの打ち合わせの前に、本人に会ってきたようなのですが「理解度が低い」という印象を持たれたようです。苦笑。
考えることが面倒だとすぐに「わかんね」と言う人なので、本当に分かってないのか、分かってて逃げてるだけなのか、他人には分かりません。昔からそうなんです、性格なんでしょうか?と言いましたら、「お父さんもしかして、調べたら障害とかありそうな方ですか?」とまで言われました。あーまあ、ヒメとの見解ではそういう話も出ていました。
その話の中で「娘に任せた」とか「娘がいいと言えば」とか言ったようで、もう☓★△@!
顔も見たくない、話したくないのに、事務手続きだけは仕方なくて月1回5分寄るだけなのに、頼らないでほしいです。

そうそう、以前マンガで連帯保証人はいらないと書きましたが、保証人(法定相続人)は必須とのことです。ということは、本人死亡後、不動産を売って借金返済するのは連帯保証人の仕事になります。事故物件の実家でも売れればいいけど、売れなかったら返せない。という不安があります。詐欺事件があったからなおさら、親父の借金を相続するのは御免被りたい。震えて泣き出しそうになる自分に、相当嫌なんだなと再確認してきました。

最終的に提案されたのが以前検討した「成年後見制度」でした。そんなに父親が嫌ならとすすめられたのですが、生活保護受給者の申立なら、費用がかからないんですって!それもいいなあ・・・。

とりあえず話を聞いただけなので、備忘録。