星空のむこうの国

中学校の頃、コバルト文庫っていうのがあって、毎月何冊か小説が発売されていた。
文庫としては文量もあるけど、280円だったり高くても500円くらいで買えたりして、お気に入りの作家を見つけては、本を買って楽しんでいた。同級生と好きな作家が違って、貸し借りしてたっけ。藤本ひとみ、新井素子、氷室冴子、山浦弘靖、赤川次郎エトセトラ。
私はだんぜん小林弘利先生推し!
星空のむこうの国を買ってから、ずっと追いかけていた。

星空のむこうの国
いつか やさしい雨が
タイム・トラブル・プリンセス
月が魔法をかけた夜(聖クレア・ファンタジー)
風と天使がおどる夏(聖クレア・ファンタジー)
虹の彼方につづく道(聖クレア・ファンタジー)
旅の神話をつなぐ空(聖クレア・ファンタジー)
夢の秘宝にかわる花 -デイリー・タイムス・ミステリー-
海の回転木馬(メリーゴーラウンド)
ほうき星に流されて
童話を胸に抱きしめて(全4巻)
こころを女神に
緑の草原 大きな樹
雨ふる午後におまじない
サウンド・オブ・サイレンス
遥かなる星の約束
魔法の瞳に逢いたくて
冬を旅するマイ・フレンド
野原が生まれた日(野原シリーズ)
野原が眠る午後(野原シリーズ)
野原は風に消えて(野原シリーズ)
野原が輝く季節(野原シリーズ)

コバルト文庫のラインナップ。ああ懐かしい。
でもこの中で今もあるのは、聖クレアハイスクールシリーズ、私のお気に入り。
ずっとファンレターを送り続けて、返事ももらってて、今もお手紙は宝物。

大人になったある日、鉄道模型の友人が先生と知り合いだったと知り、にいがた映画塾の企画で先生が新潟にやってきたときに、先生本人に会えた!なんかすごいご縁だよなあ。

そんな先生の脚本作品「星空のむこうの国」は、35年前の映像作品の、小中和哉監督のセルフリメイク版。
オリジナルも観ていたし、オリジナルの有森也実さんも出演とのことで、これは絶対見なきゃという使命感。笑

残念ながら新潟市では1館のみの上映で、朝一番か、夕方前くらいの微妙なスケジュールで、でも上映するだけありがたい。そして、わー、貸し切り!独り占め上映会でした。苦笑

少し不思議なSF、大林宣彦監督っぽいファンタジー、円谷特撮のような演出、懐かしきジュブナイル作品(今はラノベ?)。
恋をするとは、こういうことだったっけ。と、コバルト世代が胸キュンキュンする感じの映画でしたね。
星空のむこうの理沙、こんな結末だったっけ?って思いながら観ていました。
男性陣の演技がステキ。尾崎くん、ヘタレでも好きです。
あと先生ファンには必須の、松戸さんを探せ!もありました。
おもしろかったよー。
上映時間93分のいい感じで凝縮された作品でした。

万代ついでに、映えるカップケーキ食べてきました。
半分クリーム!ショーケースの中にはいろいろなカップケーキがあって味もいろいろ~。
ビルボードプレイスにお出かけの際には、ぜひお寄りください。