老いと演劇のワークショップ

私はやりたいことがあったら、すぐにやりたい派です。
やりたいよねとなったら、いつやる?とすぐに動き始めます。
だから私の中のいろいろな種が、いつの間にか育っていきます。

今まで私が咲かせた花はいろいろあって、たとえば震災復興のチャリティーイベントだったり、貸切電車の着物飲み会だったり、たぶん人を集めることも企画を実行することも、なぜかわからないけど成功する確信と自信があって、私は進んでいきます。

最近は自分がすごくやりたい気分になっていても、周りの状況がそれを許さない場合が多く、「郷土菓子研究社talk」は延期になり、そしてまた1つの企画で悩んでいました。

私は演劇が好きで、一時期介護福祉関係で企画仕事をしたこともあり、たまたま出会った菅原直樹さんという方の、「老い演劇のワークショップ」にとても魅力的を感じました。

それは介護と演劇は相性がいいと言う彼の持論に基づいた、そして彼の経験によって作り上げられたワークショップでした。認知症の方との対応を、受け入れるか、正そうとするのか、演劇というツールを使って体験します。

彼ともう一度会いたい、彼のことをたくさんの人に知って欲しい、
と、企画を始めたワークショップです。
人と会うことを控えなければいけない状況になっていますが、もともと、人は対面で出会うことで、言葉を交わすことで、より気持ちを通わせることができると思っています。

講師の方が遠方から来る。
ワークショップは少人数募集ですが、間隔を2メートル離せない。
会話劇なので会話必須である。
参加募集対象者が、福祉関係者、演劇関係者である。

ワークショップの、このあたりが問題点です。
この感染症の状況下で、こういった企画がしにくい環境にあり、ワークショップは延期することに決めました。

私は演劇が好きなので、この状況下でも好きなものの応援はしていきたい!
だからオンラインでこのワークショップが可能なのか模索しているところです。

できればいずれ、菅原さんとは再会したいですけどね。