虹の橋
先達が虹の橋を渡った。
彼の人は地域の歴史をよく知っていて、町を案内していた。
意見の合わないときもあったけど、骨董好きな彼の家に招かれたことは何度もあった。
「まちめぐり」zine編集で分からないときに、彼に質問することも多々あった。





町の案内は他の人もできるけども、彼はもういない。
最近Facebookで沙汰のない先輩が、亡くなっていたことを知った。
年上の友人がたくさんいるので、年の順といえど、なんだか寂しいものである。
いつか彼岸を案内してもらおう。













昨日来た道 明日行く道
郷土史の先輩の訃報を聞く
また環境保護の先輩の1年前の訃報を知る
そうやって日々の生活にまぎれていなくなっていく
もっと話を聞いていたらよかったと思う
言ってもしかたないが背中を押してもらおう
今日からの道の先に道標の星が見えますように