小須戸縞という木綿着物の生地があります。いまはもう生産されていない小須戸縞を使って、コサージュを作るワークショップに参加してきました。あ、でもこれは新作の生地って言っていたから、たま~に織っているのかも。
友人が開催しているのをいいことにドタ参です。ありがとう!1時間半で製作、参加費500円、初日の土曜日は人数いたらしいですが、今日はゆるりと少人数開催です。

製作が終わったあと、小須戸縞の最後の職人Nさんがいろいろ教えてくださいます。
工場ののこぎり屋根は、1日明るさの変わらない北からの光を取り入れて、仕事をしていたとか。トヨタ自動車の前身である会社から、豊田式織機を購入したとか。当時の小学校の教科書に、織機のことが載っていたとか。織機は信濃川の水運で運んだとか。亀田縞の生産者や、会津木綿の生産者から、織機(の部品)を譲ってくれと言われたとか。織機を保存展示したいのだけどなかなか難しいこととか。縞帳(柄見本)を見せていただいたり、話はつきません。笑
私はNさんのまちあるき案内も経験済み、以前から何回かお話伺っているのですよね。着物友達が小須戸縞で着物作ってましたし、いいな~私も反物欲しい!
みなさんも1度お話を聞いてみては?身近な地域に、ちょっと詳しくなれます。

ちなみに亀田縞は、私には似合わない縞配色が多いんですよ。小須戸縞は赤とか黄とか入って少しあか抜けた感じかな。でもより多彩なのは会津木綿、会津木綿の着物は2枚あります。でも、さらに好みなのは伊勢木綿です、はい。いつか伊勢木綿欲しいワ・・・。