地域連携コーディネーター養成スクールへ

地域教育コーディネーターの友人から情報をもらって、ぎりぎり申し込んだ講座ですが、断りの連絡も来なかったので参加してきました。
密を避けるために会場が複数あり、ホール以外はテレビ中継というサテライト受講でした。斬新!だから定員以上でも大丈夫だったのかな?参加者は100人近くいましたよ。
1日講座は、全部で3回。3回終了すると地域連携コーディネーターの推薦名簿に載るらしいので、それをめざして。

ほとんどが教育コーディネーター現職参加者のようでした。チラシには、これから活動したい方、興味関心のある方とあったのですが、私みたいな対象者がどのくらいいたのでしょうね。
そうそう、休憩時間に知人とすれ違い、久しぶりのご挨拶!
私が自治協委員をしていたときの副会長さんで、私が地域教育コーディネータに興味を持ったきっかけの人なのでした!会えて嬉しかったな。
しかし、地域連携と、地域教育と違うのだろうか・・・ちょっとずつ名称変えるのやめて欲しい。

さて講座ですが、
「地域と教育の連携が必要である」と、言っている反対で「学校は忙しい」という教育の立場の方々。
話を聞いていると、どこかで聞いたような話だなあと思うくらい、組織が変わっても同様の、抱えている悩みや未来への希望がありますね。なんでこれが異業種交流のように交わらないんだろう、交わらない原因はなんだろう。そこまで考えてるなら、交われば楽なのに。

私には「学校は忙しいから、その仕事を分業できる人を探している」と、聞こえてきます。
コーディネーターに頼って分業できたら楽になる、分けた仕事とは関係なくなる。と。

そこは、私の言葉のとり方だとは思うのですが、そんな協力の仕方だと対話は生まれない。学校と地域の協働をめざすなら、お互いが対話して、動いていかなくてはダメだと思うのです。

学校によって地域教育コーディネーターの仕事も、考え方が違ったり、仕事の捉え方が違ったりするようですが。

私は、つなぐ仕事がしたいです。
お互いの悩みや、解決の糸口を一緒に見つけたい。そして解決するために動いていきたい。
私が何かやりたいのではなく、あなたがやりたいことを見つけてあげたい。できることから一緒にやっていきたい。

私は地域活動側の経験がありますが、地域側は協働に関して、一部理解し始めていますよ。だからまずは学校側の協働教育をするといいんじゃないかな。学校側が閉鎖的で、思考がかなり固まっているような印象を受けました。外から変えるより、中から変えたほうが効果的。
こういう研修を受けても、体制が変わらないのは、根本的に問題があるからでしょう。教員はひとりで解決することを習っていて、頼ることを知らないとも聞きました。頼りたいけど、頼れない体制なのかもしれない。

学校向けにまちづくり学校の、自治協委員にも体験してもらったワークショップを開催するのはありだと思う。学校と地域、一緒に地域活動できたら、多様な価値観にも出会えるし、郷土愛も深くなるし、助け合いという点でも頼みやすいし、学校施設も公民館的に活用できるし、いいことしか思い浮かばない。教員資格は持っているのに、教員じゃない人たちがいるのももったいない。基本的に忙しいのも問題。

結局、やれる人がやれる範囲でなにか活動していく、しか道はないのでしょうか。

先に決まった教育委員会のお仕事、学習指導員と兼任がOKらしいので、ダメ元で応募した、地域教育コーディネーターの面接の連絡が来ました。
面接時間15分、私はなにか伝えることができるでしょうか?緊張!