香君
上橋菜穂子先生の本が大好きでして、図書館で借りようかなと思っていたのを、働き始めたので大人買いしてしまいました。ハードカバーで上下巻、けっこうお値段しますよね。
買ってしばらく寝かせておいたのを←、読んでみようかなと思い立ちまして土曜日に1冊、日曜日に1冊、あってよかった上下巻、てな具合で読了。
1冊おそよ3時間の至福の時間でした。今回は稲作と虫害の話を上橋流に色づけ。
以前、鹿の王を読んだときも、感染症の上橋流物語で、生態系と環境と東西医学と宗教といろいろ入り混じっていたけども、今回の香君も環境と政治といろいろ入り混じっていました。
作品の奥行きは読んだ人にしかわからず、伝えるのが難しく、ああでも、今回も時代背景背負っているなと感じました。
食料自給率低い我が国日本、食料についてを考えさせられるお話です。
気になる方は、図書館で借りて読んでみてください。
いつかの「一翔」味噌の白。値上がりしましたとありました。