幸せってなんだっけ
今日は朝から親父仕事。
9時に病院着、退院手続き、介護タクシーと別に自分の車で老健へ行き、老健入所手続き。
タクシーの運転手から「帰るところは家じゃないのか」と親父が言っていたと聞きました。
今の状態では独居は無理で、いろいろリハビリしないと家には帰れないこと、分かっているんじゃなかったのかな。
施設医からは「家に帰るのは難しいと思います」と言われてます。
家に帰りたかったらがんばれ親父。私は面倒見に通えません、むしろ働きたいです。
というわけで家に帰れなかったらずっと施設です。理解してね。
親父。
幼い頃母を亡くし、兄弟別れて親戚の家にもらわれた。勉強したかったけど学校行けなかった。ヒメに一目惚れし、無理やり結婚にこじつけた。癌になり大工なのに娘の家を建てられず、仕事を無くして仲間にだまされ、口車にのって詐欺とは信じず家族と友人をなくした男。さらに火事で息子と家をなくし、自力で自宅を建てたら脳梗塞で倒れ現在に至る。
いいことはきっとあったんだと思う。
本人がそれをいいことだと思ったかは謎だ。
とりあえず親父にとって、ヒメと一緒になったのは人生最大のいいことだと思う。
幸せの基準はみんな違う
みんな違っていいはずなのに
自分の基準を押しつける人もいる
親父は自分が一番、家族より自分の幸せが一番だと言っていた。
自分が良い待遇になるように、まわりはいつもオレのためにあると考える人なのだ。
ヒメも小間使いだった。ヒメは尽くす人だったから、自業自得もあるかもしれない。
私は親父のために尽くすのは嫌だ。だから接点は最小限にする。
老健にて入所手続き、いろんな担当者から話を聞いてサインして親父とそぞろに別れる。
お昼は近くにあった「fatto・mano」にてパスタランチ。
黒板にメニューが書いてあって、トマト、オイル、クリーム系の6種類から選びます。
スープとサラダつきで1300円。そこにデザートとドリンクつけると+500円。
庭を眺めるカウンター席でひとりランチ。味はちょっと濃かった。濃いonアンチョビだったからか。
庭のリンゴの木から給仕のおばあちゃんと長野話しに花が咲く。給仕を間違えないための工夫かオーダーは客が書くシステム。
息子さんがシェフの二人だけの、小さな暖炉があるカントリー風のお店でした。
デザートも食べてみたいし、また行ってみようかな。
机の脚についていたカバン掛けがお洒落でした。
実家から区役所へ。
今度は生活保護の件について担当者に説明を聞く。
親父は受給者だけど、在宅、入院、入所によって給付額が変わる。このたび短期の間にころころ条件が変わったのでけっきょくどうなるかというところを説明してもらった。難しいしくみだな。
現在の収入(年金)で足りるはずなので給付はなし。給付がなくて本当に足りるのか心配だったから。
もらうのも大変なら、もらい続けるのも大変。最後の砦だけど面倒だわ。
帰宅後は町内会三役会議。
議題が増えてフライング開始、その後町内会改革の検討に煮えて3時間半の会議。なげー。
春から町内会三役の仕事の洗い出し、企画の確認して、来年度に動き出すための役員への説明準備。
三役の中で若い立場なのでなかなか口挟めなくて消化不良な会議を3時間半耐える。つら。
来年度、講師がいなくてもうまく進むかの~。
帰りに見たオリオン。