「僕たちはどう生きるか」

「君たちはどう生きるか」

同名の本が原作と思いきや、宮崎駿原作で驚きました。すみません新作を追っかけてはいないのでいまさらです。しかも金ロー録画消化。
目を離せない演出は、アニメならではの手法が多くて、アニメの表現てこうだよなと感心する。ということは、ながら観ができない←え

いたるところに宮崎駿過去作品のオマージュっぽいものを感じながら、なんだか「え?」って感じで観終わって、なんだったんだろうと思いながらとりあえず気になったキャラクターを描いてみた。
朝になって、その絵と題名を見たときに「ああ!」と思ってしまう私。僕たちはワラワラだった。
はじめから宮崎駿ファンタジーだったのだな。

不思議な導入、行き交う人間関係、招かれる世界、食べることと食べられること、どちらが善でどちらが悪なのか、不協和音の中に答え、自分の手で世界を作る意味、それでも僕は自分の足で手で生きていくことを選ぶ。また最初から観れば、なにかしっくりくるかもしれない。

が、録画消しちゃったな。苦笑

「月」

磯村勇斗の演技が話題になっていたので観た。宮沢りえの目線で話が進む。
あとになって、宮沢のキャラクターは映画のオリジナルだと知る。
「人ではないものをなくしてしまう方が世の中のためになる」というのは彼にとっての善。
犯罪者にとっての善であることも多いこの世の中で、誰が善悪を問うのか。
その考えから救う方が善なのか。彼にとっては悪なのか。
物事の捉え方の方向を考えさせられる。実際の事件をもとにした原作本あり。

あでも、この「ひとつのことを両面から捉える」って、ターンエーガンダムも分かりやすかったな。
争いには、それぞれの善がある。
話し合ってお互いの意見を受け入れられるのか。受け入れられないから争うのか。
いま起こっている世界の争いも、知人との仲違いも、そこに原因があるのかも。