「ハーブランドシーズン」

友人に誘われて、ハーブランドシーズンへ行ってきました。
シーズンの永嶋さんと、同じ赤塚のパン屋ナミテテの工藤さんが一緒になって企画した「ハーブとパンを楽しむ」会に参加です。クローズ企画でしたが知っている人もいました。

私がシーズンを知ったのは20代くらいのときかな。
高卒で働いていた会社の先輩が、いまは花穂 Herb & Spicとして活動をしているのだけど、彼女の紹介であったり、あとは実家から近い当時おしゃれな場所として寄っていた。オーナー永嶋さんが、場所ができたのは20年前と言っていたけど、たぶんテラスとかがしっかりできたのがその頃で、その前にも寄っているような気がします。
シーズンのグリーンカレーが美味しかったのを思い出した、ずいぶん昔の話です。
20年前と言ったら、今の私より若い!

私とナミテテさんの間にも繋がりがありました。
私が会社を辞めて調理師の勉強(!)をしたあとに、同期生が北区にエミタイというパン屋を開いたんです。彼は海外青年協力隊でセネガルに行って、そこのフランスパンが忘れられなくてパン屋を目指していました。彼が通ったパンの先生が、私が通った料理教室の淳子先生のパンの先生でした。彼はNHKの趣味の番組「手作りパン工房」で、地井武男さんと番組に出演していた経歴があります。
で、海外青年協力隊&パン屋繋がりで、エミタイさんからナミテテさんのことを聞いていたのです。・・・遠い繋がり。苦笑

天気は晴れ、心地よく風渡るテラスで、空気も美味しい会でした。
ハーブの効いたお料理も、数々のパンも、ハーブティも、シュトーレンも、最高!

永嶋さんは病気の告知を受けて約1年経つそうです。
それでも私が昔から知っている彼女そのままで、なんだか嬉しかったのです。
患った人もその周りの人たちも、病気と相対するのはなかなか大変なのですが、個人の生き方次第、受け取り方次第で、さまざまな世界なんですよね。

なにが原因であれ、人はいつか死にます。今日かもしれないし、明日かもしれない。
人としての条件はなんであれ、私は私として、ていねいな暮らしをしていきたいな。