田島征三アートのぼうけん展

初日に講演会を聞いたきり、展示は後回しだった展覧会に行ってきた。
動画以外カメラ撮影可。

混同しがちだが「じごくのそうべい」は田島征三の双子の兄弟で、田島征彦作。
チビっ子が大好きだった絵本。混同しがちなのは私だった。てへ。

テレビに出る征三先生の通り、自身でも常に新しい表現方法を目指し、暗いところも明るいところも、生と死も自然に表現する絵師で、そこは見習いたいところ。

白黒の原画に、印刷屋が色をのせて合成加工して絵本が出来上がる行程も展示されていたけど、白黒のまま、修正の白の残ったまま絵本になったらいいのにと思った。先生の白黒原画は力強い。
ときおり指示が原稿に書いてあっておもしろい。

おおたか静流さんの訃報のあった日に、美術館がヤギのしずかの絵を紹介をしていたのがなんとも言えず。
絵本と木の実の美術館で暮らしているヤギも同じ名前で、あそこでは征三先生と静流さんもコンサートをしたことがあって、と連動して思い出してしまう。お悔やみ申し上げます。

これからの展覧会も気になるものが目白押し。
黒井展の前売りを買おうと思ったけど、先に庵野展を購入。庵野展当日券は高いからね・・・。あと、ダリも気になるところではあるけども~。

絵本原画はもともと好きで高校生の頃MOE購読してました。その頃、画家の絵の描き方、工程を紹介していて、黒い先生の技法は色鉛筆とオイルだったかな?新鮮でした。そこから色辞典(色鉛筆)とか集めてみたりしたけど、カラー絵は結局苦手で描かなかったね。

そして今宵は十五夜。