「あんのこと」
最近話題の河合優実。
先日NHKのドラマ「家族だから愛したんじゃなくて、愛したのが家族だった」を録画消化。
死んだお父さんの姿を現実世界に存在させ、ダウン症の弟と遊ぶ。
演劇集団キャラメルボックスの「さよならノーチラス号」や「SKIP」の演出に似た第三者としての存在意義としての幽霊。
ドタバタだがなかなかおもしろかったので、俳優として別の演技が見たくなり気になっていた映画を観た。
「あんのこと」
もともとモデルになった事件があった。家庭に恵まれず、自暴自棄になっていたところを救われ、ようやく生きることが楽しくなってきた頃、コロナ禍でまた不幸にあい、自ら命をたつ。
彼女は救われなかったかもしれないが、彼女によって救われた人がいた。
そんなお話。
ちょっと将来有望な女優じゃないかなと思う。
2024年 第98回キネマ旬報ベスト・テン主演女優賞を受賞してたね。応援していきたい。