町内会の在り方
町内会運営は困難に直面している。
十年にも及ぶ役員の固定化、町内会長の人選問題、自分にとって町内会とは何なのか。
住民と町内会の関係性が希薄になっている中、存続が問題になっている。
会長のなり手がいない、しかし誰でもできる役職ではない。
会長を誰もができるようにするには、どうしたらいいのか。
町内会の運営も難しいのに、地域コミュニティ協議会が仕事を振り分けてくる。
そこに協力できる人を探すのも大変なのに。
コロナ禍でなんの活動もなかったが、明けて以前と同じ活動を求める人がいる。
その活動が必要なのか、開催できる人員はあるのか、なにも検討されないままに。
問題は山ほどあるのに、解決を模索せず、変わらぬ運営を求められ難航する。
私が副会長になったのは、そんな町内会に力を貸してほしいと言われたから。
でもね。
改善目標が高くて、期限が短くて、どうにもできない予感がある。
方向性は決まるにしても、解決して改革するには時間が必要。
迷わなければすぐにでもできるだろうが、戸惑いが大きくて方向性統一に時間がかかる。
「来期に別の会長を立てる」これがなかなか難しい。
2023年12月までにやり方を決め、提案議案を作り、承諾を得て、翌2024年3月の会議にかける。
決まったら残り1年で検討会をし、2025年冬には新しい町内会長候補を推薦する。
決まるのか?そんなうまくスケジュールが運ぶのか??
ただいま補助金を使って講師を呼んで会議中なのだ。
他の自治体、町内会、団体の例を聞きながら、会長職の仕事の洗い出しを開始。
洗い出して仕事の中身を検討する。やらなくていい仕事を見極める。
それができたら、今度はほとんどの仕事を担っている会計職の仕事も洗い出して検討する。
毎年の定例企画を進めながら、2本柱で会議があるので濃厚だ。


とある日、会長代行で敬老会の会議に出席する。
今までの経緯を知らないのに、これまた聞いているだけでいいと言われたが、意見せずにいられない内容だった。結局コロナ禍前の行事を、以前と同じ形で開催する。準備はほとんど町内会にまるなげ。
200名ほどの出欠の確認、参加者の会費の徴収、会場設営と接待の手伝い、座布団湯呑・支給以外の酒つまみは町内会が準備。
もっと簡略化できたり、もっと平等にできたりするんじゃないだろうか。
いろいろ検討してほしいと意見すると、今年度はもう決まっているのでこのまま開催で、来年度以降検討しますと返ってきたが、ホントに検討するのか??
そんなの面倒なら関わらなければいいのだろうけど、そのうち自分の行く道。子どもたちの歩む道。
変わるきっかけがほしいと、切に願う。